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口臭がひどい母の舌苔(ぜったい)を取りたいのですが?

Question 口臭がひどい母の舌苔(ぜったい)を取りたいのですが、舌ブラシや歯ブラシを口の中に入れると吐きそうになる場合、どうすればよいでしゅうか?

 

 

Answer 最初は箸に綿を巻いたもので慣れてもらい、それから舌ブラシを使用しましょう。

 

 口臭がひどいと、介護にあたる人が不快になるばかりではなく、家族や介護者が敬遠するようになって本人も傷ついてしまいます。

 

 口臭を軽減する最も効果的な手段は舌苔の除去です。舌ブラシを使います。舌ベラは硬いので舌の粘膜表面を傷つけやすく、力のかけ方の手加減が難しいのです。

 

 舌ブラシは軽く持ち、舌の奥から手前に引いて汚れを取ります。舌を出した状態で奥をのぞくと、イボのような小さな突起物が横に並んで見えます。そこから手前に引きます。側面も清掃しますが、実際は真ん中がもっと汚れやすいところです。舌の先端や側面は、歯や口蓋粘膜に普段からよく接触し、汚れがこすり落とされているからです。

 

 さて、口の奥のほうに舌ブラシが当たると吐きそうになることはよくあります。これを嘔吐反射といいます。歯ブラシではヘッド(毛先)に高さがあるので、そこが周りに当たり嘔吐反射を誘発することがあります。歯ブラシを寝かせて使うなどの工夫が必要です。

 

 ブラシが奥に当たってないのに、心理的な原因で嘔吐反射を起こす人もいます。最初は箸に綿を巻いて糸や輪ゴムでとめたもので汚れを取り、慣れてきたら舌ブラシを使うようにするとよいでしょう。

 

 よく噛んで口からしっかり食事を摂っている人は唾液もよく出て、食事中に舌も清掃されますから、あまり舌苔はつきません。お粥のようなものをすすり込んでいるだけだと舌苔が付きやすくなります。食事に介護が必要な人では、とくに舌苔の除去が必要です。

 


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寝る前に入れ歯を外すと、食べかすがいっぱい付いていて汚いです

Question 寝る前に入れ歯を外すと、食べかすがいっぱい付いていて汚いです。手が不自由なので、入れ歯を楽に清掃する方法を教えてください。

 

 

Answer 入れ歯を調整してもらえば汚れは付きにくくなり、清掃の負担も減らせます。

 

 入れ歯の汚れは、直前に食べた食べ物のかす、表面に粘着しているネバネバ、灰白色の硬い歯石のような沈着物に大別できます。

 

 食べ物のかすは容易に清掃できますが、ネバネバや沈着物は頑固な汚れです。とくに硬い沈着物は、歯科医院で取ってもらうことになります。

 

 入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯があります。総入れ歯の形態は比較的単純なため、汚れが付きにくいのですが、部分入れ歯では金属製の安定装置(バネなど)の大きさや種類、部位や数によって汚れの付き方が大きく変化してきます。長期間使用していると入れ歯の表面はわずかずつ磨耗し、歯ぐきもだんだんやせてきて、入れ歯とあごの土手との適合性が損なわれるようになります。口の中で入れ歯が「ギッタンバッコン」と動けば、当然のように食べかすがたまりやすくなります。

 

 ご質問の件ですが、まず、かかりつけの歯科医師に適合のよい入れ歯に調整してもらってください。入れ歯の清掃は毎食後が理想的ですが、手がご不自由とのことですので、できるなら就寝前に入れ歯専用のブラシでできるだけていねいに清掃するようにしてください。その後、義歯洗浄剤にひと晩浸けておけば頑固な汚れは付きにくくなります。汚れの蓄積が頑固な汚れになるのです。「今日の汚れは今日のうちに」です。

 

 部分入れ歯が汚れているということは、とりもなおさず自分の大事な歯にも汚れが溜まっているということになります。入れ歯と一緒にチェックしてもらいましょう。


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お口のリハビリはどんな方法がありますか?

Question 咀嚼が苦手になってきているお年寄りに、お口のリハビリをすると効果があると聞きました。どんな方法がありますか?在宅でもできますか?

 

 

Answer 歯がない場合は入れ歯やブリッジを入れ、しっかり噛んでもらいましょう。

             

 年をとるにつれ、食べにくい食品が増えてきてきます。かむ力が弱くなってくるからです。また、歯の数も年齢とともにむし歯や歯周病にかかって少なくなります。硬い食品や噛み切りにくい食品が苦手になってきます。でも、食べやすいものばかり選んで食べては、バランスの取れた食生活を送ることができません。

 

 まず、すでに喪失した歯に対しては歯科を受診して、取り外し式の入れ歯や固定式のブリッジを入れてもらいましょう。喪失した歯をそのままにしておくと、はがなくなったためにできた空白を埋めるように、周囲の歯が傾きます。その結果、歯のない状態で放置しておくと歯が斜めになってしまうのです。

 

 歯は縦方向にには強い力を発揮しますが、傾斜して斜めになってしまうと、垂直にかかるかみ合せの力に十分抵抗することができません。ぐらぐら動揺してきます。歯がなくたんったら、傷が治り次第早めに入れ歯やブリッチを作ることが、残った歯を犠牲にしない対処法です。

 

 自分の歯または入れ歯などでかみ合うところが確保されたら、しっかりかんで食べることです。使わない機能は衰えます。これを廃用といいます。軟らかいものばかり食べていると、かむ力を発揮する咀嚼筋が弱くなり、次第にやせてきます。

 

 こうなると、もとの咀嚼力に戻すのは困難です。無理のない範囲でしっかりかんで、お口のリハビリに努めることがバランスのとれた栄養をとる秘訣です。ただし、入れ歯の咀嚼効率は自分の歯と比べるとうんと低下します。日常の歯の手入れがもっとも重要といえます。


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むせやすいお年寄りの歯みがきはどうすればよい?

Question むせやすいお年寄りの歯みがきはどうすればよいのでしょう。口臭がひどいのですが、歯ブラシを口に入れるのをいやがるのです。

 

 

Answer 唾液を吐き出しやすいように、横向きになってもらいましょう。

 

 歯みがきをすると、お口のなかが唾液でいっぱいになってしまいます。これは「刺激唾液」とよばれるもので、正常な体の反応です。

 

 たとえば、食事の際にも唾液がいっぱい出ますが、これは歯で何度も咀嚼して細かくした食物を唾液でまとめ、飲み込みやすくするためです。

 

 唾液が出にくくなると大変です。常に水分を摂らないと食物がお口のなかでばらばらになり、ビスケットを食べるときのように飲み込みにくくて苦しい思いをします。

 

 でも、歯みがき中に出る刺激唾液は、うっかりすると、のどの奥に流れていってしまい、むせる原因となります。高齢者は水分を摂るときに注意しないといけません。反射が遅くなっている高齢者の場合、気管に流れ込んでしまう「誤嚥」が生じやすいからです。

 

 対策としては、お口のなかにたまった唾液を早めに吐き出すことです。乗り物の中などで、突然むせて苦しんでいる高齢者がいますが、これは唾液にむせているのです。

 

 また、歯みがき剤をつけすぎると、刺激で唾液が必要以上に出ます。最初は歯みがき剤をつけずに、最後の仕上げみがきに使うとよいでしょう。

 

 介助してみがく場合は、唾液がいっぱいたまらないように吐き出させてり、頭部を横向きにして自然に唾液が排出される姿勢をとってもらいます。

 

 寝たきりの場合は、起き上がるのではなく、横向きになってもらいます。そのほうが、お口のなかものぞきやすいのです。よく見えないときれいにすることはできません。


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母はよく「口が乾く」と訴えます。水を与える以外に何かいい方法はありませんか?

Answer

 

 保湿作用のある薬やジェルなどを利用するほか、歯科や内科の先生に相談するとよいでしょう。

 

 高齢者では、口が乾くという訴えは高頻度にみられます。原因として、唾液の分泌量の減少が基本にあります。詳細はまだわかりませんが、①加齢に伴う自然な唾液分泌機能の低下、②普段服用している各種薬剤の副作用によることが多いようです。

 

 日本医薬品集に掲載されている薬の実に4分の1(約600品目)に唾液分泌減少の副作用、および高血糖、脱水といった結果的に口腔乾燥症状を引き起こす可能性のある副作用が記載されています。代表的なものは、抗うつ薬、降圧薬などですが、風邪薬やアレルギー性鼻炎の薬、睡眠薬、鎮静薬などでも唾液の分泌が減少します。このほかに、ふだんお口を開けて寝るなど、口呼吸があっても口は乾きます。

 

 対策としては、口が乾いた時に水を含むと一時的に楽になります。ただし、水だけでは短時間で再びお口が粘っこくなったり、乾いたりします。ただし、水だけでは短時間で再びお口が粘っこくなったり、乾いたりします。そのため、保湿作用のあるヒアルロン酸を含んだ「絹水」や「オーラルウェット」などの保湿薬でお口を濡らすか、「オーラルバランス」という保湿作用のあるジェルをお口の内側に塗ります。口内保湿洗口剤の「マウスウォッシュ」という製品もあります。

 

 もっと強力な効果を期待する場合は、唾液分泌刺激効果のある「サリグレン」「エボザック」という薬おありますが、これらは医師の処方が必要です。人口唾液の「サリベート」も同様に処方薬です。そのほかにも、漢方薬やお口周囲の刺激、唾液腺マッサージなど多くの治療法があります。いちど歯科や内科の先生にご相談されるとよいでしょう。


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