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歯との付き合い方 老年期編 3 -おいしく食べて、元気で長生き-

 

 歯があれば、私たちはおいしい食事を楽しむことができます。「食べる」ということは、生き物の生存にとって必要欠くべからず要素であり、基本中の基本です。

 

 

 そして、「食べる」ことは人間にとってたいへん楽しいことであり、食事を楽しむことができれば、大変豊かな生活(クオリティ・オブ・ライフ)を送ることができます。

 

 

 不幸にして、歯が抜けてしまったり、抜いてしまったりした場合は、入れ歯でその機能を補うことになるわけですが、若いころからの努力の積み重ねで、自分の歯を残していくに越したことはありません。

 

 最近では、噛むことが、脳にいく循環血量を増やすということがわかってきました。

 

 

 たとえば、眠気覚ましには、コーヒーや紅茶によるカフェインの摂取と、チューインガムを噛むこととを比較した場合、チューインガムのほうが効果的だったということです。

 

 

 噛むことによって、脳へ多くの血液が流れることになるというのならば、当然、ボケ防止にも効果があるのです。

 

 

 よく噛めるお年寄りは、脳が活性化されますから、ボケることも少なくなります。噛むということが、たいへん重要になってくることがおわかりでしょう。

 

 

 いかがですか。

 

 

 つまり、たとえ一本の歯であっても、それをしっかり守っていれば、おいしい食事ができるだけでなく、からだ全体や脳の健康のためにもたいへん役に立つのです。

 

 

 日本は長寿国、せっかく長生きするのなら、おいしく食べて、食べる楽しみとともに生活を楽しみましょう。

 

 

 ひどく悪くなってから歯を大事にしても、なかなか結果がついてきません。

 

 

 ぜひ日ごろからの歯のケアを習慣にして、自分の歯と長く付き合っていきましょう。

 


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栃木県日光市の歯科 【沼尾デンタルクリニック】

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歯との付き合い方 老年期編 2 -噛むことと唾液の効果-

 

 唾液には、食べ物を消化する働き、酸やアルカリを加えても水素イオンの濃度の変化を最小限に食い止める働き、細菌の増加をさまたげる働きなど、重要な生理機能があり、消化器官である胃や腸への負担を軽くしていくのです。

 

 

 こうして、歯が食べ物を細かくして、しかも唾液とよく混ぜ合わすことで、消化管の調子も悪くなるはずがありません。そのうえ、唾液の中にはEGFという物質が微量ながら含まれており、これがじつは消化管の傷を治すのに重要な役割を果たすといわれています。

 

 

 よく噛むことは、こうした唾液のさまざまな生理機能を十分に発揮させ、活かすことにつながるのです。

 

 


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歯との付き合い方 老年期編 1 -人生の総決算、8020を目指して-

 

 

8020運動」をご存じですか?

 

 厚生労働省では「8020運動」というキャンペーンを展開し、“80歳になっても20本自分の歯を残しましょう”と呼びかけています。

 

 

 つまり、赤ちゃんからお年寄りまで、生涯を通じて口の中の健康を保ち、これを増進させようと、提唱しているのです。

 

 

 これまで、年代別に注意することがらについてお話してきました。丈夫な歯と歯周組織を保ったまま年をとることができたらどんなに喜ばしいことでしょう。しかし、それはなぜでしょうか。

 

 

 まず、おいしいものをどんどん食べることができます。健康な歯でしっかりと噛み、唾液の中に含まれている成分と食べたものを混ぜ合わせて、胃腸へと送り込むことができるのです。こうすると、消化器官への負担が減り、栄養の吸収も高まります。つまり、全身の健康に関わってきます。

 


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歯との付き合い方 青年期以降編 8 -全身の健康と歯周病-

 

 まだ、からだの抵抗については、ストレス・ホルモン・全身疾患などと関連があるといわれています。糖尿病などの全身的な病気のある場合には、その治療を徹底的に行うことがいうまでもなく必要です。

 

 

 全身的な病気との直接的な関係が、近年少しずつ明らかにされてきています。これらの病気があると、かなり重い歯周病の症状を示すことが多いようです。

 

 

 どうですか?

 

 老後を自分の歯で過ごし、QOLの高い生活を送るには、日ごろからのケアが必要なことがおわかりになったかと思います。


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歯との付き合い方 青年期以降編 7 -歯がグラグラする前に何ができるか?-

 

 外因となる歯周病の細菌については、近年のすぐれた研究によってだんだんと詳しいことが明らかにされてきました。その結果、歯周疾患にかかわるさまざまな細菌検査が歯科の臨床に取り入れられつつあります。

 

 

 プラーク内の細菌の種類を調べたり、炎症の時期(現在安定しているか、それとも急激に悪化しそうか)などの予測ができるようになってきました。

 

 

 歯周治療にあたっては、スケーリング(歯の周りについたプラークや歯石を取り除く方法)、ルートプレーニング(歯根についたプラークや汚れを取り除く方法)があります。専門的なプラークコントロールは、歯科医院で受けることができます。プラークコントロールが、歯周病予防や治療においては大変重要です。

 

 

 比較的軽度の歯周病の治療は、プラークや歯石を取り除いて清潔に保ちます。

 

 

 また、不適合な入れ歯や冠は調節し、グラグラし始めている歯なら、固定して安静を保ちます。

 

 

 けれどももっとも大切なことは、正しくていねいなブラッシングです。歯科医師や歯科衛生士からあなたに合ったブラッシングの方法を指導してもらい、また、適切な歯ブラシ・デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法を知る必要もあります。

 

 

 ひどくなる前に、歯科医院で行うプラークコントロールはたいへん効果的です。

 

 

 歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収がひどくなった、程度の進んだ歯周病の場合は、手術で歯の根の部分の汚れや、炎症を起こした部分を取り除くことなどが必要になります。


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歯との付き合い方 青年期以降編 6 -からだの抵抗力が弱いと・・・-

 

 歯周疾患では、プラーク内にある細菌が外因として、生体の抵抗力が内因として作用します。

 

 

 したがって、生体の抵抗力が同じであっても、細菌の量が増えればバランスは崩れます。

 

 

 その一方で、細菌の量が同じでも、からだの抵抗力が低下すると、やはり外因と内因のバランスが崩れて歯周病が発生する(またはなかなか治らない)ということになります。

 

 

 ある患者さんは、プラークをいっぱい歯にくっつけているのに、歯肉にはほとんど炎症が見られない。また、ほかの患者さんは、よくブラッシングしているのに、炎症症状がなかなか改善しない、ということがしばしば起こります。

 

 

 前者は、プラーク内の細菌も多いけれど、からだの抵抗力も強いため、歯周病が起きていないと考えられます。

 

 また、後者は、プラークは少ないけれども、からだの抵抗力が弱っているために歯周炎が起き、改善しにくいと考えられるのです。

 

 


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